ギャンブルを辞める方法

私自身が経験から学習した
ギャンブルを辞める方法を記載しています。
近日中に読みやすく編集する予定です。

はじめに

誤解されやすいので、私自身のギャンブルに対する考えかたを明記しておきます。

私は、ギャンブルを辞めたいけれど辞められない方や、その周囲の方の力になりたいと考えておりますが、

ギャンブルを好んで行っている方々に「ギャンブルをやめましょう」という強制はしておりません。

賭博というのは一つの生き方であり、それを選択するのはその人の自由だと考えています。極端な例ですが、収入の全てをギャンブルへ注ぎ込み、その代わりに食事は白米と漬物のみ、衣類は一張羅という、「一点豪華主義」の美学も理解できます。また関西のブルースの名手「上田正樹と有山淳司」さんの歌に「俺の借金、全部でなんぼや」という、手当り次第金を借りすぎて金額がどうでも良くなってしまう男の歌がありますが、そういう破滅的な生き方にも、映画的な美学があると考えています。

 

 

(ギャンブル依存症のご家族の方で死ぬほどストレスを味わっている方は本当に気の毒ですが、仮に強制したとしても、本人に辞めたいという想いがなければ、ギャンブルは絶対に辞められないものだと思っています。私たち依存症は、あらがいようのない程強くギャンブル場に惹きつけられてしまうのです。ご家族の方でどうしてもギャンブルを辞めて欲しい方がおられる場合は、非常にエネルギッシュな、インタベンショニスト(介入者)と呼ばれるプロフェッショナルの方々にご相談頂くと状況が改善するかも知れません。またでその前段階として私をレンタルして頂ければ、間接的に本人の依存を軽減する方法はお伝えできるかと存じます。)

 

 

しかし当時の私のように、もしギャンブルによって生活が立ち行かなくなり苦しんでいる方いるのであれば、可能な限りその方のお役に立ちたいと考えています。僕自身がどうしようもない人間ですが、少しでもお役に立てるように勉強していくつもりです。友人に会いに行くくらいの感覚で私をレンタルして頂ければ、非常にライトな雰囲気で一緒にギャンブルを辞める方法を考えます。

 

 

2014年の厚生労働省の発表によれば、ギャンブル依存症の疑いのある方は日本に536万人いるそうです。パチンコホール組合、全日本遊戯事業協同組合が2003年の12月に行った顧客へのアンケートによれば、来店者の29パーセントが「自分がギャンブル依存症だと思ったことがある」と答えているそうです。私も含め実は全く珍しい存在ではないので、気負いせずにかるーい気持ちでご利用頂けると幸いです。

 

 

こちらのページでは、私が自分の経験から学習したギャンブルを辞める方法を概要だけ紹介していますので、困っている方に読んで頂ければと存じます。

ギャンブル依存症から回復するためにまず初めに必要なのは、「自分の脳内に何が起こっているのかを理解する」ということです。

精神科医の方々や自助団体の言う「自分が病気であることを認める」ということに近いかと思いますが、「病気」という言葉に囚われすぎる必要はありません。ギャンブルによって自分の脳にどんな変化が起きているのか、それを知識として知ることが、今後の回復までの近道を示してくれます。

 

 

私自身は長い間外部の知識に頼らず、自分の試行錯誤のみでギャンブルを止めようと試みていましたが、その方法で快方に向かうのは本当に時間がかかりました。地図を持たずに旅をしているようなもので、数年間かけてようやく回復への道を見つけましたが、後になってから、自分が見つけた答えはあらゆる書籍に書かれていたことに気がつきました。不要な遠回りをしてしまったのです。

医学や科学の観点から、ギャンブルによって起こる脳の変化を知ると、依存症の方であれば自分の過去の経験と結びつけ、簡単にその知識を理解し実感することができます。すると、その後回復のために何をすべきか、自己流でない正しい判断ができるようになるのです。

 

 

脳内で起こっていること

簡単に言えば、ギャンブル依存症とはドーパミン(報酬回路で分泌される脳内麻薬)依存なのです。

もともと生物の脳には、生存する為に必要なことをした際に、報酬として快楽物質を分泌する機能が備わっています。

それがないと生物は食事や子孫を残すことを辞めてしまうので、必要不可欠な機能ではあるのですが、一方でこの快楽物質は、スポーツや勉強・芸術活動・仕事・祈り・ダンス・オンラインゲーム・ギャンブル等、生存とは無関係な活動に対しても分泌されてしまいます。

 

 

人間の行動は全て、その行為に伴う快楽物質の分泌量と、その行為をするために要する努力やリスク等を総合的に値踏みして決定されています。但し、あまりにドーパミンの分泌量の突出した行為を繰り返し行うと、人は四六時中そればかり行うようになります。

 

 

1953年のカナダにおける、マギル大学のピーター・ミルナー氏、ジェイムズ・オールズ氏による実験では、報酬回路への電気刺激で自身のドーパミン分泌を促すレバーを渡されたネズミが、一時間に7000回ペースでレバーを押し続けるという異様な実験結果が観測されました。またネズミは、盛った雌や空腹・痛みによってレバーから引き離そうとしても、レバーを押すことをやめませんでした。無理やり引きはがしてやらないと餓死してしまうようなネズミもいたそうです。(別の学者による非人道的な人体実験においても、変わらない結果が確認されています。)

このように、脳の中で作り出される快楽は、時に生理的欲求を打ち消す程強力なことが分かっているのです。

 

 

人間も前述のネズミと全く変わりません。ギャンブルによって他の行為より突出しすぎた快楽を繰り返し得れば、必ずその行為を辞められなくなるようにできています。そしてこの現象は本人の決意や約束で打破できるような生易しいレベルのものではないのです。

 

 

最初にギャンブルへ足しげく通ってしまったことには問題があるかも知れませんが、今現在辞められないこと自体を恥じる必要はないのです。タバコを一本でも吸えば必ず肉体的な依存反応が起こってしまうのと同じで、生物として当たりまえの肉体的な反応を起こしてしまっているにすぎません。あらゆる依存症の問題は心の弱さの問題と勘違いされやすいのですが、厳密にいえば全く違うのです。

 

 

そしてもう一つ知っておかなければならないのが、あらゆるギャンブルは、この脳内麻薬をいかに多く分泌させるかを念頭に置き設計されているということです。

それも本当に優秀な人間が本気を出して設計しています。生物の嗜癖(しへき:はまってしまうこと)に関する過去の実験結果のほぼ全てが、ギャンブルのマシンやルールに結集しているといっても過言ではないです。それは(ソーシャルゲーム業界等と同様で、)運営者側からすればビジネスとして至極当然のことなので、業界批判をするつもりはありませんが、ギャンブルが辞められずに悩んでいる方はまずそれを認識する必要があります。

 

 

ギャンブルを辞める為にできるただ一つの方法は、離脱症状が起こらなくなるまで一度も行かず、その後生涯ギャンブルへ行かない、ということのみです。

非常に苦しいですが二度と行かない、を実践するしかないのです。減煙から禁煙ができないのと同じで、ギャンブルを減らして次第に辞めていくというのは、楽に見えて一番苦しい方法です。二週間に一回しか行かなくても、ギャンブルに潜む緻密な罠に運悪く落ちれば、ドーパミンは一気に分泌されコントロールが効かない状態に戻されるリスクがあるのです。共存は不可能なのです。

 

 

本人の実感としては、「楽しいから行きたい、借金を返す為に行きたい」というごく自然な思考回路に思えるのですが、その思考が湧いてくる頻度が、普通ではないのです。

「二度とギャンブルへ行かない」

これはギャンブル依存に陥ったことのない人には非常に簡単に思えるかと思いますが、恐ろしく難しいことです。私はギャンブルを辞める少し前に、一日10本ペースで吸い続けていたタバコを禁煙することに成功しましたが、禁煙よりもギャンブルを辞める方がはるかに困難でした。

何千回何万回とギャンブルから強い快楽を得た脳は、異常な頻度で「ギャンブルに行こうかな」というアイディアを発信してきます。依存の渦中にいると自覚しずらいですが、私はギャンブルを辞めて初めて、「暇なときにほぼ必ずパチンコ・競馬のことが頭をよぎることが異常な状態であったこと」に気が付きました。

 

 

 

ですからその恐ろしい頻度で湧いてくる「パチンコ行こうかな」という自問に、全て「No」で答えなければならない難しさには、想像を絶するものがあります。そして「No」と答え続けていれば、過去にギャンブルでドーパミンを分泌した回数が多ければ多いほど、確実に離脱症状(渇望現象)は起こります。これは快楽が切れる時の苦しみで、息苦しさや渇き、焦燥、イライラ、またギャンブルをしているシーンの妄想等に取りつかれるものです。

しかし幸いなことに、ギャンブル依存の禁断症状は永遠ではないのです。これは断言できますが、2週間、3週間、1カ月、3カ月当たりに、大きく楽になるポイントがあります。特に一か月間我慢できれば、ギャンブルのことが頭をよぎる頻度は、一気に減少します。

 

 

 

私はギャンブルを止められなかった当時、一生のこの渇望感が消えないのではないかと巨大な不安を感じていましたが、そんなことはありませんでした。禁断症状の強さと頻度は、辞めている期間に比例して小さくなります。

ですから希望を持って、二週間だけ、一か月だけと耐えることに専念すべきです。

 

 

 

具体的にやるべきこと。

最も大事なことは一番最初に述べた自分の脳内に何が起こっているのか、ギャンブルが何故危険なのかを理解するということです。

前述しましたが、人間の行動は全て、その行為に伴う脳内麻薬の分泌量と、その行為をするために要する努力やリスク等を総合的に値踏みして決定されています。リスクの部分を熟知していることが、大きなストッパーの役目を果たしてくれます。

その上で、物理的に自分がギャンブルに近寄らないようにする為の施策を実行することが大事です。
こちらもここでは冗長になってしまうので、箇条書きでかいつまんで記します。

 

・依存症同士で話す。自助団体に参加することは非常に良い影響を及ぼします。

実は私の場合、自助団体に参加したのはギャンブルへ行かなくなってしばらくしてからでした。はじめは自助団体なしでギャンブルを辞めていますが、その代わりに地元に同じ境遇のギャンブル依存症の友人がいました。その友人とギャンブル依存について話をしていたことが、自分の回復に非常に役に立ったと思っています。
話し合うということ自体、自分の現状を客観的に眺めるいい機会になると思っています。

 

また私は現在では毎週自助団体に通っていますが、自助団体は本当に素晴らしいところです。

恐らく外から見ると、暗い傷のなめ合いというイメージがあり参加しずらいかと思いますが、それは全くの誤りでした。

自助団体の雰囲気は地域により様々ありますが、参加している仲間で、一緒に新しい生き方を作っていく、大きな理念があります。またギャンブルを辞めることだけに留まらず、無償で引き渡されている回復のプログラムによって、そもそもギャンブルにはまるきっかけとなってしまった自分の性格や過去の誤りに向き合いそれを改善していくことができます。その生き方の改善が、再びギャンブルの最初の一回に手を染める馬鹿げた考え方を遠のけてくれます。

私自身もまだまだ回復が足りないことを気づかせて頂けましたし、これから更に回復できるという希望を獲得することができています。

 

自助団体に通うのが億劫だったり、それがどうやって通うべきか分からない時、

またやはり団体に通うのには抵抗がある方は、

ほんとうに軽ーい気持ちで私をレンタルして頂けると幸いです。

二回目以降はレンタルでなく、友人としてお付き合い致します。

 

 

・別の方法でドーパミンを分泌して禁断症状を軽減する

楽しいことをしているとき、目的を達成したとき、他人に褒められたとき、新しい行動を始めようとする時、意欲的なやる気が出た状態になっている時、好奇心が働いている時、恋愛感情やときめきを感じているとき、、おいしいものを食べているとき、こういう時にドーパミンが分泌されます。ですから、禁断症状が苦しい時に代替の方法でドーパミンを分泌するのも比較的効果的です。
それでも、ギャンブルほどドーパミンが分泌されるものはこの世にないと思っていますから、いずれにせよ苦しいのですが。

別の方法でドーパミンを充足しようと日々を積み重ねていくことで、だんだんと生活習慣を変えることができます。

 

 

 
・他の依存症を断ち切ると辞めるのは非常に楽になります。(個人差あります。)

私は喫煙所としてパチンコ屋を利用していたので、先にタバコをやめ、そのちょうど一年後にギャンブルを辞めましたが、
タバコを吸い続けていたらギャンブルを辞めることはより難しかったと思っています。

 

 

 

 

 

治ったはあり得ないということを忘れない

ギャンブルを辞める時は、二度と賭博ができないことを覚悟する必要があります。

一度ギャンブルによって調教されてしまった脳は、ギャンブルに過剰に反応してドーパミンを分泌するようになります。そしてこの脳の変化は不可逆なので、いくら期間を開けてギャンブル場へ戻っても、負けからの大まくり等、興奮の黄金パターンを経験すれば、簡単に当時と同じ状況になってしまいます。

私自身今でもこの世で最も楽しい遊びはギャンブルだと思っていますが、それに伴う自分の生活の崩壊を思慮に入れて、もう二度とギャンブルをしない選択をしています。いくらギャンブルに魅力を感じなくなっても、決して油断は許されません。

「もう治った」はありえないということを、知っておくことが非常に大切です。

 

 

新しい生き方の獲得

そして理想的なのは、自分のギャンブルが止まった後に、他の依存症を助ける為に活動することです。

どんなに知識があっても、どんなに苦しんだ経験があっても、人間は完璧ではないので、

いずれ忘れてしまったり、自暴自棄になって破滅に向かってしまったりします。

そうならない為に、新しい生き方を獲得していくことが、本当に大切だと思っています。

私自身も、それがどんな縁になるか分かりませんが、私をレンタルして頂いて、この先そういう生き方を一緒に作っていけるといいなと思い、

「レンタルギャンブル依存症」という活動を続けています。

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