これまでの活動実績と、活動開始までの経緯や動機

これまでの活動まとめ
さて、レンタルギャンブル依存症として町に立ってみてから、
三カ月半が経ったので、これまでの活動実績ををまとめてみます。

 

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ギャンブル依存症に関わるレンタル
対面のご相談×1、
お電話によるご相談×2
今後のレンタル予定×2、
本日ツイッター経由で新たにお会いしたいとおっしゃって頂いた方×1
※非通知でお電話を頂き、僕が仕事の関係で出られずそのまま二度と連絡が取れないというケースもありました。

 

[ギャンブル依存症に関係のないレンタル]
路上ライブのボーカル募集のレンタル×2
オタ芸イベントのお手伝い
教育関係の起業相談

 

 

有り難いことに、メディアの方からの取材のご連絡も二件頂きました。
活動の中で、今後一緒に活動を手伝って下さる心強い方も現れております。
仕事の忙しさを隠れ蓑にして動けていない時期もあり、まだまだやり切れていない部分も多々ありますが、それなりに進展があったかなという実感です。

 

 

現在僕自身も自助団体に通いながら自分の回復を進めつつ、
週に一回程度のペースで町に出て看板持ちをしています。
秋葉原、新橋、渋谷の場外馬券売り場、高田の馬場で看板持ちをしてみましたが、
結局のところ人通りの多さや通行人の属性といった理由から、
平日は新橋、休日は場外馬券売り場前での看板持ちが、最も効果的かなと感じています。
(その場で声をかけて頂けるのは秋葉原が一番多いのですが)

 

 

この活動を始めるまでの経緯と動機について
本日も、高田馬場と渋谷の場外馬券売り場で看板持ち営業をして、
その後久しぶりにレンタルニートの仲さんとお互いの近況報告を行いました。
そこで仲さんに指摘されて気が付いたのですが、僕はこれまでこの活動を行っている経緯や動機をあまり詳しく発信していないので、
この記事にそれらをまとめてみました。

 

 

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活動を開始するまでの経緯
僕自身は、ギャンブル依存症の当事者で、現在も回復を進めている人間です。
就職活動が上手くいかなかったのをきっかけに現実逃避でギャンブルに没頭、すぐに依存症を発症し、借金や料金滞納を重ね、辞めたいと強く思い続けながら4年強ギャンブルを辞めることができませんでした。
親のお金を盗んだこともありますし、ギャンブルが我慢できず、一週間後に予約した歯医者の為のお金すら手元に残しておけないようなことが何度もありました。
朝には自分を律する気持ちがあるにも関わらず、夜にはほぼ必ずギャンブルへ行きたくなってしまうというループから抜けられず、次第に自分の目標や実家の仕事に対しても本気で向き合えないようになっていきました。

就職活動の失敗や、実家の仕事に対してふがいない自分、そして何よりギャンブルを辞めたいと思い続けているのにどうしても辞められない自分に嫌気がさし、とことんまで自信を失っていきました。
ギャンブルへ行くために家族や友人に嘘をつき続け、また友人に宣言した自分の目標に対して何も行動を起こせず、もはや自分の言葉や思考が、自分にとってすら、価値も信用もないもののように感じていたのです。

しかし、運に運が重なって、周囲の友人の助けや試行錯誤が功を奏したこともあり、2014年5月以降、一度もギャンブルへ行かない状態まで回復することができました。ギャンブル依存症に完治はない為、僕は今後の人生で二度とギャンブルを行うことはできませんが、その後現在に至るまで1年6カ月、一度もギャンブルへ行かない状態を維持できています。

 

 

 

ギャンブル嗜癖が止まって、自分の行動がコントロールできるようになってから、僕自身が取り組んだのは、
嗜癖が深刻だった頃から強く願っていた、自分の自信を回復する為の活動でした。

僕自身には能力も実績も資産もありませんでしたが、唯一自分にできるかも知れないと思ったのは、自分のようにギャンブルが辞められなくて苦しんでいる方の話を理解するということでした。
そして、それがその方の役に立つかどうかは分かりませんが、自分がギャンブルを辞める為に本を読みあさり、回復に役立った知識や経験を、現在苦しんでいる方と共有し、
少しだけお力になることはできるかも知れないと考えたのです。

 

 

 

そういう経緯で、自分自身を一時間500円で貸し出す、レンタルギャンブル依存症という活動を開始しました。

 

 

 

活動の動機(自分の為)1
自分の自信を取り戻すこと
第一の目的は、前述した通り、嗜癖が深刻だった頃から強く願っていた、自分の自信を取り戻す事です。
お金を稼ぐことでも人の役に立つことでも、何かしら成果を上げることで、失ってしまった自信を回復したいのです。
僕は、依存症が進行するにつれて、自分がギャンブル嗜癖に陥っている間に順調に人生を築き上げていった旧友達と、距離を取るようになっていました。学生時代には夢を語り合っていた彼らに対して、嘘をつかずにもう一度正面から話せるようになりたいという思いが強かったのです。
(この動機に属する感情かどうかは分かりませんが、ギャンブル依存症に対する世間の目を変えてやりたいという、丹下団平ジム的な反逆精神もあります。)

 

 

 

活動の動機(自分の為)2
自分自身の依存症からの回復
これは後になって分かってきたことですが、僕自身のギャンブルが現在まで止まっているのは、この活動の準備をしたり動き出したりする中で、
他の依存症者の回復の為に何ができるかを模索し行動していたことに起因しているのだと思っています。
自助団体の中には、他の仲間の回復を手助けした人ほど、永続的な回復を得られるという考え方がありますが、まさに僕のケースもそれでした。
人間は忘れやすく、自暴自棄にもなりやすいので、いくら何故ギャンブルに二度と行ってはいけないのかという知識があったところで、
時間が経てば再び賭博に手を出してしまう可能性があります。
ですが、この生き方を続けている限り、そのリスクを限りなく低く抑えられると思っています。
自分自身が回復し続ける為にも、こういった活動を行い続けることは非常に有効なのです。

 

 

 

活動の社会的目的1
ギャンブル依存症者が問題を開示しやすい環境を作ること
僕自身の回復の最も大きなきっかけとなったのは、地元に同じギャンブル依存症の友人ができたことです。
初めて自分の異常なギャンブル癖について話せる友人ができたことで、自分自身で壁を作り誰にも打ち明けられなかった部分を他人に開示できるようになり、
それから様々な変化が起こっていきました。
始めは彼にすら借金の額など嘘をついていましたが、話を重ねるうちに真実を話せるようになり、客観的な視点が芽生え、自分の生活を内省できるようになりました。
ギャンブル依存症になってから、中学時代の同級生であった彼と再会できたことは本当に幸運だったと思っています。

ですから、今現在開示できる周囲の人がいない方や、ギャンブルを辞める為にどうしていいか分からない方に、
友人のような感覚で呼び出して頂けるといいなと考え、
自分自身を一時間500円で貸し出す、レンタルギャンブル依存症という活動形態をとっています。

 

 

 

活動の社会的目的2
相談までのハードルを下げること
また、レンタル人間という形式をとった理由はもう一つあります。
精神科医の帚木 蓬生先生によれば、福岡県の通谷メンタルクリニックを訪れた100人のギャンブル依存症の平均使用額は、1300万円だったそうです。
これは、ギャンブル依存症が否認の病と言われるように、本人が本当に深刻な状態となるまで問題を認知しずらく、
自分の意思で辞められると考えてしまう為です。
僕自身も、ギャンブルが辞められないのは自分の意思の弱さの問題だと考えて長らくもがいていました。
また依存症者は必ずといって良いほど嘘をついてしまう為、周囲の方に問題が発覚するのも遅れるのです。
僕も運よく周囲に恵まれ本との出会いにも助けられたおかげで、早い段階で病気を自認することができましたが、
少しでも展開が異なっていたら、今でも一人で抱え込み負の連鎖から抜けられていなかったと思います。

 

 

 

ですから、自助団体や精神科に通うのには抵抗のある方や、あまり深刻な問題として捉えていない方からも、
早い段階で、漠然とした動機で利用して貰えるようになればと、
レンタルギャンブル依存症という活動を行っています。
依存症の相談という形だけでなく、ギャンブルに変わる趣味の開拓や、ギャンブルに行きそうな日に暇つぶしでレンタルして頂くことで、
面白半分でお会いし、同じ依存症として対等な立場で人間付き合いをすることで、何かを感じてもらえたり、もらえなかったりすれば良いなと考えています。

 

 

 

活動の社会的目的3
ギャンブル依存症の認知度を上げること
2014年に、厚生労働省による調査の結果、ギャンブル依存症の疑いのある人が536万人であると発表され議論を呼びました。その数字が正確かどうかはさておき、自分が依存症であることを自覚している方はその中のほんの一握りであるのは間違いありません。

僕自身も競馬場前で看板持ちをしていて、行きかう人々の反応から、そうした現状をひしひしと感じています。
現状奇天烈な看板を持って街角に立つピエロのような活動ですが、少しでも話題になることで、ギャンブル依存症という病気の認知率が上がると、
当事者にとっても関係のない人にとっても、より生きやすい社会になっていくのだと思っています。

 

 

 

最後に
自分でまとめて見て、結構複雑な動機で活動しているのだなと認識しましたが、これらの目的を持って現在活動を行っています。
また、現状は全く現実感のない話ですが、ゆくゆくは、この活動の中で出会い一緒に回復をしていった方々と、
ギャンブル依存症の問題に一矢報いたり、新しい人生を作っていければ良いなと考えています。
どんな縁になるかは分かりませんが、ギャンブルが辞めたい方は、是非一度私をレンタルして頂けると幸いです。

起きたばかりの3年寝太郎のような寝ぼけた人間ですが、明るい雰囲気でお会いしに伺います。

 

 

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この記事の投稿者 杉山友作

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