シェイクスピア・アンド・カンパニー 貧乏な若者を無償で泊める本屋

突然ですが、「シェイクスピア・アンド・カンパニー」という本屋をご存知でしょうか?

この書店、なんと小説家を夢見る若者や浮浪者を、無償で泊めてあげるポリシーを持った書店なのです。

 

 

 

私がこの本屋の存在を知ったのは、ウッディアレン監督の『ミッドナイトインパリ』を鑑賞中です。

エンディング付近で一瞬カットインしたこの本屋のネーミングに惹かれ、家で名前を検索したところ想像以上に面白い歴史に出会ってしまいました。

 

 

 

購入した『シェイクスピア&カンパニー書店の優しき日々

という本によれば、元々シルヴィア・ビーチさんという方が経営されていた同名の書店の名前を、ジョージ・ウィットマンという方が偉く気に入っており、シルヴィア・ビーチさんが亡くなったので名前を襲名するような形で改名された本屋だそうです。

ちなみにジョージさんは「シェイクスピア・アンド・カンパニーという名は、3つの言葉でできた小説である。」とかねがね賛辞されていたそうです。全くその通りですね。

 

 

 

この書店が何よりユニークなのは、来るもの拒まずの思想で、無償で貧乏な若者や浮浪者を部屋に泊めてあげるというポリシーです。数年間そこに住み着いて小説を書き続ける男等も出入りしているそうです。その代わり入居者は、「自伝のようなものの提出、一日一冊の読書、簡単な店の手伝い」などいくつかの条件に従わなければなりません。

(芸術家肌のくせもの揃いの為従わないものもいるそうですが)

 

 

 

何故そんな福祉のようなことをしているのかと言うと、マルクス主義に傾倒した店主の趣味なのです。店主のジョージ氏は、「金銭こそが人を奴隷として束縛している。金銭への依存を減らすことで人を束縛する社会の力を弱めることができる。」と考えていたそうです。その為、あらゆる財産は個人所有されず公的な共有物であるべきだ、という考え方を持っていて、小説家志望に部屋を貸し朝食を提供する等、非常にオツな人生を貫いたんですね。

 

 

 

やがて本の虫である店主とそのポリシーが話題を呼び、数々の文豪がそこに入り浸るようになり、聖地と化していったのです。今ではパリの観光名所として有名で、お店のスタンプ欲しさにわざわざそこで本を買いにくる人々すらいるようです。

 

 

 

 

何故今日こんな記事を書いたかと言うと、私自身がいつか、ギャンブル依存症の方が逃げ込める場所を作りたいと考えているからです。逃げ込めるだけでなく依存症同士、一緒に社会に対して一矢報いる活動をする場所を作ることが夢です。

 

 

 

ギャンブル依存症が完治しずらい原因の一つに、「人生の目的の喪失」があるのは間違いないと思います。「特に人生の目的があるわけではないからギャンブルを辞める理由がない」という状態になってしまうと、一時的に回復しても再発しやすいのです。ですから「ギャンブルを辞めること」自体を目的に設定してギャンブルを辞めることは非常に難しく、スムーズに辞める為には、自分の人生の目標の獲得が必要だと思います。

 

 

 

そういう「志」のようなものを燃やせる場が作りたいのです。

私も含め、ギャンブル依存症の人間で一旗揚げて、ど

ういう形でも社会に対して(いい意味で)復讐する。

つまるところ、あしたのジョーで、丹下団平が血反吐を吐きながら働いて作った丹下団平ジムのような反逆の家が建てたいのです。

 

 

 

現状は自分の生活で精いっぱいで、お金を稼がなくては二進も三進もいかない状態ですが、いつかそういう復讐のドラマが、自分の人生の中にあればいいなと思っています。

 

現状まったく現実感のない話ですが、寿命で差し切りたいですね。

 

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この記事の投稿者 杉山友作

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